未来の私にしてあげられること

40代独身女性の中古マンション購入記と、暮らしのことなど

ひとり暮らし経験 その1

長年の、ひとり暮らしのことを書いてみようと思います。

 

学生時代には、学校指定の建物に住んでいました。

マンションともアパートとも言えないような、寮のようなものでした。

6~7帖のワンルーム、学生向けなので、家賃は2万円と格安。

トイレは女性で共用、お風呂は男女交代で使用。

洗濯機も3台ほど共同で使えるものがありました。

アルバイトから帰り、お風呂の順番待ちをするのがつらかったです。

24時くらいまでしか使えないのですが、予約のシステムがなかったのです。

冬場は建物の入り口近くで、震えながら待っていました。

 

就職してから2か月間、研修を受けるために、会社の寮に住みました。

同期の女子と2人部屋でした。

建物も、建物の設備も古く、お風呂のお湯を沸かすのが不便でした。

浴槽の横に湯沸かしがある、明らかに昭和の仕組みの物でした。

申し訳程度のシャワーも、水圧が低く、かなり頼りない物でした。

家族以外で誰かと一緒に住んだのは、このときだけです。

とても優しい女の子で、私は迷惑をかけていたほうだと思います。

 

この後、ようやく本当のひとり暮らしが始まりました。

最寄り駅まで徒歩7分ほど、1K、家賃6万円、オートロックなし。

自分だけで好きに使えるトイレとお風呂は、夢のようでした。

脱衣所はなく、脱衣するスペースは、玄関から入って数メートルの場所でした。

あるとき、玄関ドアに違和感を抱きました。

よく見ると、ドアスコープが外されていて、穴が開いていました。

服を脱いでいる姿を見られた可能性もあるかと思うと、ゾッとしました。

同時期に同じことが他の部屋でも起きていて、すぐに直してもらえました。

マンションがオートロック対応ではなかったのも、よくなかったのでしょう。

ドアスコープって、案外簡単に外せるらしいですし、外に明かりも漏れます。

部屋の中からドアスコープ部分を覆うカバーなんかも売られていますね。

特に女性のひとり暮らしでは、ご用心を。