未来の私にしてあげられること

40代独身女性の中古マンション購入記と、暮らしのことなど

住宅ローンのこと

団信のことに書いたとおり、大手銀行の住宅ローンは門前払いの状態でした。

私本人というより、マンションが古いことが原因と聞きました。

ただ、私の職歴も原因になりかねませんでした。

家を買おうなんて考えてもいなかった私は、1年以内に転職していたのです。

職種は同じなので、ステップアップのためと捉えられることもあるようです。

あと少しで1年経つかなという時期でした。

 

住宅ローンの審査で強いのは、やはり公務員でしょう。

安定感と信頼性。

収入が多くても、自営業だと難しいこともあるのかもしれません。

普段、土地や家の取引をしている不動産屋さんも、実は審査は厳しいそうです。

営業成績や会社の状況、世間の状況にも左右されやすいからでしょうね。

もちろん、頭金の額や借入額によっても違ってくると思いますが。

夫婦でローンを組んだり、親子でリレーローンを組むなどの方法もあります。

 

そういえば、私は頭金もありませんでした。

ある程度、頭金を貯めてからという方法もあると思います。

私の場合、年齢的にも性格的にも、これから貯めるのは無理だなと思いました。

アラフォーになるまで、ろくに貯められなかったのですから。

受け継ぐような親の遺産もありませんが、借金がないだけありがたいです。

広告で「頭金ゼロからでもOK!」というのもよく目にしますが。

やはり貯金や人生設計は、計画的にするに越したことはないですね。

 

住宅ローンや団信のことって、学校で教えてくれたらいいのになと思いました。

若い頃に軽い気持ちでクレジットの返済を滞らせたことが、審査に響いたりします。

(口座残高が足りず、引き落とせないことが数回あった程度であれば大丈夫)

高校のとき、クレジットカードや悪徳セールス関連は聞いた記憶があるのですが。

社会的な信用を落とすのがよくないということは、なんとなく分かっていました。

しかし、具体的に何に影響するかということを、理解できていなかった気がします。

 

うちは両親が現金派で、私もクレジット等の借金をすることに対しては敏感でした。

初めてクレカを持ったのも、30歳過ぎてからでした。

給与振り込み口座を新規開設したときに、口座のカードにもともと付いていたのです。

それでもなんだか怖くて、しばらくはクレカとしては使えませんでした。

限度額も10万円に設定しました。

そんな私が、住宅ローンを借りることになるとは。

貯金は苦手ですが、借金も怖いので、借りてしまった方が返済に意識が向きます。

それで無駄遣いが減るのであれば、いいのかもしれません。